ユーリオプス属は、おもに南アフリカに原産するキク科の常緑低木で、約100種があるが、そのうちユーリオプス・ペクティナツスの系統が、「ユーリオプス・デージー」とよばれて室内花壇や鉢植、また切花として栽培される。高さ1mほど、茎をはじめ、羽状深裂する互生葉に灰白色の軟毛が密生するため、全体が青白緑色をていする。頭花は枝端につき、径3〜4cmで、舌状花は黄色。半耐寒性とはいえ、凍結しなければ枯れないので、庭植えされることも多い。出回り時期は3〜5月、9〜11月。
12月初旬、福岡県那珂川市山田の自宅の庭。ユーリオプス・デージーが咲いています。