ヤツシロソウ(八代草)

九州の山地にまれに生えるキキョウ科の多年草。花期は8〜9月。草丈は40〜80cm。花は紫色の漏斗状で長さ2〜2.5cmあり、茎の上部の葉腋に10個ほどがやや頭状に集まる。名前の由来は、本種が初めて熊本県八代で見いだされた事による。

7月下旬、阿蘇大観望付近を離れ、やまなみハイウェイ(別府阿蘇道路の別称)を九重方面に車を走らせ、途中の阿蘇市一の宮付近の車道沿いにヤツシロソウの花を探しました。しかし、いつもの所には見つからず、少し離れた所に一株だけ咲いているのを見付けました。

2023年7月18日 熊本県阿蘇市一の宮