ヤノネボンテンカ矢の根梵天花 パボニア・インテルメディア

ブラジル原産アオイ科の小低木。パボニア・インテルメディアはアオイ科ヤノネボンテンカ属(パボニア属)の常緑小低木で原産地はブラジル。南アメリカ原産の矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ:Pavonia hastata)とハボニア・ムルチフローラ(Pavonia multiflora)との種間交雑種だと考えられている。樹高は100センチから150センチくらい。葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は周年。葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、赤い花をつける。赤い部分は副萼片。その内側に暗い紫色をした花弁と萼がある。花弁からは雄しべが突き出す。

1月中旬、長崎県長崎市野母崎の「長崎亜熱帯植物園・サザンパーク野母崎」に寄りました。温室の中で素敵なヤノネボンテンカの花が咲いてました。

2015年1月11日 長崎県長崎市野母崎 長崎亜熱帯植物園