本州、四国、九州の林内に生えるキク科の多年草。花期は7〜10月。若い葉が出てきたとき、葉柄が立ち、葉身が破れた傘をすぼめているような感じなのでこの名がある。株が若いときは根生葉1個だけだが、株が充実してくると高さ50〜100cmの花茎を立てる。根生葉は長柄があって、茎を抱き、直径40cm程で楯形となる。茎葉は2〜3個つき、葉柄に楯状について掌状に深裂する。頭花は直径8〜10mm円錐花序につく。
6月下旬、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に寄りました。千貫岩展望台付近で雨の中、ヤブレガサの花がたくさん咲いていました。モミジガサの花はよく見かけるのですがヤブレガサの花は初めて見ました。