ヤブカンゾウ(藪萱草)

ユリ科ワスレグサ属の多年草。野原や堤、林のふちなどに生える。有史以前に中国から帰化との事。別名ワスレグサ。7〜8月、葉の間から80〜100cmの花茎をだし、上部に約径8cmの黄赤色の花を数個つける。名前の由来は、藪地に生えるカンゾウ(萱草)から。萱草は中国名で「忘れ草」の意味があるので古名はワスレグサと云う。この花は自宅近くの空き地でよく見る。低い山でも良く見る。くじゅう方面で見られるユウスゲも同じ仲間だが、品ははるかにユウスゲの方がある。

7月下旬、佐賀県唐津市の樫原湿原に寄った後、佐賀県佐賀市富士町の天山に向かいました。途中の道端でヤブカンゾウが咲いていました。

2023年7月25日 佐賀県佐賀市富士町