ヤブチョロギ(薮長老喜)

ヨーロッパ、北アフリカ原産の帰化種。戦前に長崎県で見つけられ、その後、近畿、中国、四国、九州に広く帰化したとの事。道端、空地、荒地に生えるシソ科イヌゴマ属の1年草又は越年草。花期は9〜10月。草丈30cmほど。茎の上部の葉腋に唇形花を2〜6個つける。花冠は淡紫色、長さ3〜6o。名前の由来は、チョロギ(正月料理に入っている巻貝のような野菜)に花が似ているので名付けられたとの事。この花を最初に見つけたのは日本水仙群落の野母崎水仙の丘でした。ヒメオドリソウによく似ていましたがなんか違う。何年かしてやっと判明しました。

12月下旬、自宅周辺をカメラ散歩。山田地区から安徳区まで足を延ばしました。田んぼの畔でヤブチョロギの花がひっそりと咲いていました。

2023年12月29日 福岡県那珂川市安徳区