ツマグロヒョウモン(棲黒豹紋) タテハチョウ科タテハチョウ亜科
①時期:多化性。沖縄諸島以南では周年見られる。②生息地:沿岸地域に多い。河原、耕作地、山の草原などさまざまな環境にすみ、市街地でも見られる。③見られる場所:コスモス、セイタカアワダチソウなどで吸蜜。④分布:本州(三重県以西)。⑤大きさ27~38mm。⑥雌雄:雌は前ぱね表の先が黒紫色。⑦季節型:ない。⑧食草:スミレ科各種。
雌は、毒のあるチョウとして烏たちが敬遠するカバマダラにそっくりだ。⑥雌の前ばねは、表側のはね先が紫がかった黒色で、白いたすき掛け。雄は後ろばねの黒縁どりが特徴で、いわゆるヒョウモンチョウ風。④温帯の草原にすむ種が多いヒョウモンチョウ類では珍しく南方系で、日本はその北限。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)


6月中旬、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に寄りました。台上で綺麗なツマグロヒョウモンのメスがノアザミの蜜を吸っていました。

2023年5月10日 福岡県那珂川市仲



オス (九千部山山頂)




ペア (平尾台)




ランデブー (九千部山山頂)