ツマベニチョウ(褄紅蝶) シロチョウ科シロチョウ亜科

@時期:多化性。九州南部では年4〜5回、3〜11月に発生。八重山諸島では、ほぽ1年中見られる。A生息地:林、人家の庭など。B見られる場所:ハイビスカス、ランタナなどで吸蜜。C分布:九州(南端部)、南西諸島。D大きさ:40〜55mm。E雌雄:雌は後ろばねの表面に黒斑が多い。F季節型:春型は小さく、前ばねの先が夏型に比べてとがっている。G食草:フウチョウソウ科のギョボク。
日本で最も大形のシロチョウO南国の青い空をバックに、一直線に飛んだり、高いところから急降下する姿はダイナミックで、とてもモンシロチョウの仲間とは思えない。A暑いときは、林内ではねを閉じて休んでいることもある。G雄は蝶道をつくり、山の湿った路上などで吸水。奄美大島産の雌は黒っぽくなる。雌雄ともはね先がオレンジ色。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)


2009年10月12日、鹿児島県肝属郡南大隅町佐多の佐多岬に行きました。ツマベニチョウがヒメノウゼンカズラの蜜を吸っていました。