(2002年2月11日)
今日、太宰府天満宮に行きました。飛梅がもう満開でした。
飛梅の由来は、菅原の道真公が左遷される時、
日頃愛していた梅の木に別れを告げられ、後に
筑紫の道真公のもとまで一夜にして飛んで行っ
たとの伝説が有ります。
左遷される前に詠まれた歌は「拾遺和歌集」に
「 東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花
主(あるじ)なしとて 春を忘るな 」
また、「大鏡」 時平伝には
「 東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花
主(あるじ)なしとて 春な忘れそ 」
とあります。
私は後者のほうが耳慣れています。
どちらが道真公が本当に詠まれた歌だろう。