(2000年3月29日)
先日、天神さまの径と云うのを見つけた。
今迄何回も天拝山に登っていたのに気が付かなかった。
頂上の展望台からすぐ下を見ると、「天神さまの径」と標識が有ったのでそこを下って行った。
狭い山道で、その昔、菅原の道真公が登られたであろう山道を、往時を偲びながら下って行った。
菅原の道真公が自ら彫られた仏像が奉られていると云う御自作天満宮の横に出てきた。
今日は、その山道を登っていった。勿論、会社の帰り、PM6:00から登り始めた。この道も、正面道と同じく25分かかった。
基点と1合目毎に、合計11個の歌碑が有る。
いづれも菅原の道真公が詠んだ歌だ。
これから季節も良くなる。
例年4月29日には、武蔵寺の藤まつりも有る。
藤見がてら天拝山の「天神さまの径」を散策されてはいかがですか。
とぉ〜りゃんせ、とぉ〜りゃんせ〜、こ〜こは、ど〜この 細道じゃ〜、天神 さまの 細道じゃ〜、ど〜ぞ、とおして くだしゃんせ〜、
ご用の ない者、とおしゃせぬ〜、この子の 七つの お祝いに〜、御札を納めに参ります〜、いきはよいよい、かえりはこわい、
こわいながらも、と〜お〜りゃんせ〜、とぉ〜りゃんせ〜。
昔むかし、聞いた歌が、ふっと聞こえてきそうな、そんな「天神さまの径」でした。