テイカカズラ(定家葛)

本州、四国、九州の常緑樹林の林内又は岩場に生えるキョウチクトウ科の常緑つる性木本。別名マサキノカズラ。花期は5〜6月。枝先や葉腋に集散花序を出し、白い花をつける。花冠は直径2〜3cmの高杯形。筒部は長さ7〜8mm。上部は5裂する。名前は、鎌倉初期の歌人・歌学者・古典学者である藤原定家に因む。定家の死後も、恋した弐子内親王の墓にまとう葛の意味で、謡曲「定家」に由来。

6月初旬、自宅周辺をカメラ散歩しました。林の縁で白い可愛い花を見つけました。テイカカズラの花でした。

2023年6月7日 福岡県那珂川市山田