タシロラン(田代蘭)

本州(関東地方南部以西)、四国、九州の常緑樹林内に生える葉緑素を持たないラン科の腐生植物。全体が白黄色を帯びる。茎は高さ20〜50cm。多数の白色花を総状に付ける。苞は長さ約8mm。唇弁も同長で、広卵形、背面が膨れ、内面中央に2個の鶏冠状の隆起がある。距は長楕円形で長さ約4mm。花期は6〜7月。名前の由来は発見者の田代善太郎さんに因む。

7月中旬、フォトネット春日のバスハイクで宮崎件西臼杵郡高千穂町の天岩戸神社付近に寄りました。天の安河原へと行く途中の道端でタソロランの花を見つけました。初めはシャクジョウソウの仲間かと思いましたが家に帰って花図鑑で調べ名前が判りました。

2018年7月13日 宮崎件西臼杵郡高千穂町 天岩戸神社付近