日本全土の山地にはえるユリ科の常緑多年草。葉は倒皮針形で長さ10cm内外、根元にロゼット状に集まる。早春、葉心から10〜15cmの花茎を出し、上方に半開する数個の花をつける。花被片は6枚。花茎の上の赤い花を能の「猩猩」の赤頭の毛に、下の大きな葉を袴に見立てた名前との事。
3月初旬、福岡県那珂川市五ヶ山の七曲峠付近に寄りました。ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)が綺麗に咲いていました。