ショウジョウバカマ(猩々袴)

日本全土の山地にはえるユリ科の常緑多年草。葉は倒皮針形で長さ10cm内外、根元にロゼット状に集まる。早春、葉心から10〜15cmの花茎を出し、上方に半開する数個の花をつける。花被片は6枚。花茎の上の赤い花を能の「猩猩」の赤頭の毛に、下の大きな葉を袴に見立てた名前との事。 昔は九州を筑紫(ツクシ)と呼んでいたので筑紫に自生しているのをツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)と呼びます。

3月初旬、佐賀県三養基郡みやき町の坂本峠に寄りました。ツクシショウジョウバカマが綺麗に咲き出しました。

2024年3月8日 佐賀県三養基郡みやき町 坂本峠