日本自生の、ノハナショウブが園芸植物として栽培されるようになったのは江戸時代後半から。まず、江戸で改良がはじめられ、原種にが垂れ、花芯のしっかりした大輪が出来た。大輪の花は雨に弱いので鉢作りにして鉢ごと座敷に飾った。又、現在の三重県松阪市周辺でも改良が行われ、伊勢系の品種誕生。花びらが垂れ下がるものが出来た。特色の有る3種の系統が生み出されたが、現在は各系統の交雑が行われ、系統を分けるのが困難となったようです。
6月初旬、雨が降ったので福岡県太宰府市の太宰府天満宮の菖蒲池に寄りました。たくさんの花菖蒲が咲いていました。