ショウキラン(鍾馗蘭)

北海道(西南部)、本州、四国、九州の山地の林中や笹原に生える葉緑素をもたないラン科の腐生植物。花期は7〜8月。茎は直立し、高さ10〜30cm。乳白色でやや淡紅色を帯びる。葉は退化して鱗片状。茎頂に数個の淡紅色の花をまばらにつける。花は直径約3cm。長い柄があり、唇弁は袋状で中央に黄色い毛状突起があるとのこと。名前の由来は花の形を「鍾馗」に見立てた事による。

6月下旬、朝3時半に起き自宅を5時22分に出て九重町に来ました。長者原から雨ヶ池までに行く途中の登山道で咲き始めのショウキランに出会えました。

2018年6月28日 大分県九重町