シャクジョウソウ(錫杖草)

北海道、本州、四国、九州の山地のやや暗いところに生えるイチヤクソウ科の腐生植物。茎は高さ約20cmで、葉の退化した鱗片葉が多数互生する。茎頂の総状花序に、長い鐘形の花を普通5〜10個下向きにつける。全体が淡黄褐色。花期は5〜8月。名前の由来は、全体の姿を山伏の持つ錫杖に見立てたもの。

7月中旬、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイに乗りました。途中の鍋平高原を散策して薄汚れたギンリョウソウの様なものを見つけました。初めて見るシャクジョウソウでした。

2013年7月17日 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高鍋平高原