スジグロシロチョウ(筋黒白蝶) シロチョウ科シロチョウ亜科

@時期:関東地方の平地では年4〜5回、3〜10月に発生。寒冷地では年1〜2回発生。A生息地:低地の雑木林周辺、耕作地。市街地。B見られる場所アザミ類、ダイコンなど。C分布:全国(奄美諸島 以南を除く)。D大きさ:24〜35mm。E雌雄:雌は黒っぽい。F季節型:春型は小さい。G食草:アブラナ科の夕ネツケバナ、イヌガラシ、ワサビなど。
はねに黒いすじが放射状に走り、まるで鉛筆の下書きを消し忘れたモンシロチョウのようだ。A日当たりのよい場所を好むモンシロチョウに比べ、やや暗い湿った場所が好きで、畑より市街地、草むらより林の中に多い。雄は湿地などで吸水。つかまえるとバニラのようなにおいが鼻をかすめる。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2016年8月2日、長野県安曇市穂高の大王わさび園に寄りました。スジグロシロチョウがエゾムラサキの蜜を吸っていました。