スイラン(水蘭)

本州(中部地方以西)、四国、九州の山麓、原野の湿地や水辺によく群生するキク科スイラン属の多年草。高さ50〜100cm。葉は根生。又は下部に集まり、長さ15〜50cm。幅1〜3cmの線状披針形で先端は鋭く尖り、裏面は粉白色を帯びる。上部の葉は線形でごく小さい。葉の先に直径3〜3.5cmの黄色の頭花をまばらにつける。花期は9〜10月。名前の由来は、細長い葉がシュンラン(春蘭)に似ていて、湿地に生えることからついたと謂われる。

12月中旬、自宅周辺を散策しました。田んぼの畦に可愛いスイランの花がまだたくさん咲いていました。

2019年12月15日 福岡県那珂川市山田