中央アジア原産のタデ科ソバ属の1年草。古い時代に渡来し、そばがきやそば餅として食べられていた。現在のように麺の形で食べるようになったのは江戸時代になってからと云う事です。草丈60〜100cm。茎は中空で三角形の葉が互生する。花は白、又は淡紅色で小さく、茎の先や葉の付け根にかたまりになって咲く。種子を蒔いたあと、2ヶ月あまりで収穫でき、やせ地に育つので、かつては凶作の時などによく利用された。初夏に種子を蒔いて夏に収穫する夏ソバと、夏蒔いて秋に収穫する秋ソバとが有る。果実は熟すと黒褐色になり、挽いてそば粉を作る。
10月初旬、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に向かいました。途中、三瀬村付近で蕎麦の花を見つけました。