シデコブシ(四手辛夷)

本州(東海地方の伊勢湾周辺地域)、東海丘陵要素の分布するモクレン科の落葉小高木で庭木としても植えられる。別名ヒメコブシ。花期は3〜4月で葉より先に径7〜10cmの芳香のある花を開く。花色は白が中心ですが濃いピンクまで個体差があり、園芸品種化されています。高さは5mほどになる。名前の由来は、花の形が玉串やしめ縄につけるシデ(四手)に似ている事によります。別名はコブシに比べて小さい事によります。

3月中旬、福岡県糸島市の水無鍾乳洞に寄った帰り道、福岡市早良区の道路沿いに綺麗なシデコブシの花が咲いていました。

2021年3月10日 福岡県福岡市早良区 大門付近