シラー(Scilla spp.)

ヨーロッパ、アジア、アフリカに分布するユリ科の秋植え球根。花期は3〜6月。草丈5〜45cm。花の大きさは1.2〜3.5cm。写真のS.ペルビアナは頑丈な花茎の先に50個以上の花をピラミッド状の総状花序をつける。属名のスキラ(Scilla)はギリシャ語で「害になる」の意味で、りん茎に有毒成分を含む為だと云う説が有るとの事。一応注意して口にしないほうがいいかも知れない。

4月下旬、今年も自宅近くの農業用水路の土手に、誰が植えたか知らないが綺麗に咲いていた。近くの主婦が外に出ておられたので、「綺麗ですね〜」と言うと、「ヒヤシンスかいな、誰が植えたか知ら〜ん(シラーん)」と言っていました。

2002年4月26日 筑紫郡那珂川町山田