(2004年4月1日)
3月28日、自宅近くの里山まで散歩に出かけました。
途中、いろいろな花に出会いました。
自宅近くの空き地に、もうカラスノエンドウ(烏野豌豆)
が可愛い花を咲かしていました。
マメ科の2年草。黒熟する果実の色をカラスに見立て
た名前と云う事です。
そのそばにはツクシ(土筆)が出ていました。
トクサ科トクサ属の夏緑性のシダのスギナ(杉菜)の
胞子茎の事ですね。
暫く歩いて、田圃に畦にハハコグサ(母子草)を見
付けました。
キク科の1〜2年草。別名オギョウ、ホオコグサ。
春の七草になっているとの事ですから、ゴギョウ(
御形)の事だろうな。発音が似ているから。(^_^;)
タケノコ山の土手で可愛いスミレの花を見付けま
した。
スミレ科の多年草。咲き始めの花を横から見ると
、大工道具の「墨入れ」(墨壺)によく似ている事
からの名前と云うのが定説だそうです。
高津神社の鳥居の側にシロバナタンポポ(白花
蒲公英)を見付けました。
キク科の多年草。最近は黄色のセイヨウタンポポ
(西洋蒲公英)がほとんどで、在来種の蒲公英は
なかなか見られなくなった。この白花蒲公英は
本州(関東地方以西)、四国、九州に自生する
在来種のようです。
先日、早咲きの桜が咲いていた場所では、リキュ
ウバイ(利休梅)が咲き誇っていました。
バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木で、別名ウメザ
キウツギ、バイカシモツケと云われます。
いずれも花の姿を梅の花に例えたものです。