山陰の山へ」   2008年4月30日(水)〜5月3日(土)

 

GW期間中と言っても我々OBには毎日が日曜日で関係ないのだが、この時期カタクリが咲くという島根県と鳥取県の県境にある船通山に登る事となった。しかし、せっかく山陰に行くのだから三瓶山にも登ろうという事になり4月30日から5月3日の3泊4日の旅となる。

 1日目は朝8時前にS田さんの家にスクーターに乗って行き、S田さんの車に乗せてもらって待ち合わせの古賀S.Aに行く。参加者は9名でいつもの通り松九会登山クラブと福岡まいづる山岳会の混成チーム。車2台に便乗し島根県の船通山麓の「斐乃上荘」までひたすら走る。ホテルに午後4時に着けばいいので途中「鬼の舌震」に寄るつもりでいたがその前にガソリンスタンドに寄ったのがいけなかった。世話人のF井さんの車はディーゼル車なので「軽油満タン」と言われたが店員が間違えて「ハイオク」を入れてしまった。

 ガソリン車なら仕方がないなと高い金を支払ってそれで終わりなのだが、ディーゼル車はそういうわけにはいかない。点火せず走らない可能性が有るので今入れた燃料を全部出さなければならない。入れ替えに30分以上掛かったので「鬼の舌震」には行かず直接宿に向かう。

 2日目、宿の「斐乃上荘」に車を置いて船通山目指して歩いていく。登山口から反時計回りに鳥上滝コースから山頂に行き亀石コースへと下る事にする。沢沿いの登山道にはたくさんの野草が咲いていました。初めて見る花も多く感激しました。山頂付近は期待どおりたくさんのカタクリの花が咲いていました。下山して今日の宿、国民宿舎「さんべ荘」へ向かう。途中、F井さんの奥さんが息子さんの家に泊まる為我々と別れる。

 3日目は三瓶山に登りました。T清さんが今日で帰るので早めに下山する為にいろんなコースを模索する。車が2台なので1台はこのまま「さんべ荘」に置き、もう1台に8名乗り込み東の原登山口まで行く。リフトの係員の話だと登山道は崩落の為通行禁止となっているとの事。しかし通れないわけではないので女三瓶山目指して登る。女三瓶山〜男三瓶山〜子三瓶山〜孫三瓶山と巡り、「さんべ荘」まで戻って来ました。あとは東の原に残している車を取りに行く。JR大田市駅でT清さんを送りF井さんの奥さんを拾い今夜の宿、温泉津温泉「まるき旅館」に向かう。

 4日目は世界遺産に指定された石見銀山に寄る。大森代官所や精錬所跡などの見所には寄らず一番奥の「龍源寺間歩」を目指す。涼しい坑道の中の散策は気持ちが良かった。そのあとしまね海洋館「アクアス」に寄るが待ち時間が2時間と言うので入るのを止める。昼食は「しまねお魚センター」でにぎり寿司を買いベンチで食べる。あとは古賀S.Aまで長い道のりを走りもう1台と別れ、乗せてもらったS田さんの家に寄りスクーターで家まで帰った。家に着いたのは午後7時近かったかな。

                

1日目、島根県奥出雲町の「斐乃上荘」に着いた

明日は船通山に登る

2日目、「斐乃上荘」前で登山準備

往きは鳥上滝コースを行く

九州では見られない野草が咲いている
ボタンネコノメソウ

エンレイソウ
九州のシロバナエンレイソウとは随分違う

トキワイカリソウ
いつも見るバイカイカリソウと違って距が有る

ハシリドコロ
猛毒だそうだ

サンインシロガネソウ
九州で見るトウゴクサバノオにそっくりだ

ショウジョウバカマ
九州のツクシショウジョウバカマは白いが

山頂はカタクリの群落

カタクリ
やっぱり自生のカタクリは素敵だ

船通山山頂

下山は亀石コースを辿る

ミヤマカタバミの花がたくさん咲いていた
これも初めて見る花だ

3日目、東の原登山口から三瓶山に登る

途中、コバノミツバツツジが咲いていました

女三瓶山山頂はアンテナでいっぱい

女三瓶山山頂 男三瓶山を目指す

男三瓶山山頂近くに山頂小屋が有る 男三瓶山山頂

子三瓶山を目指す センボンヤリが咲いていました

子三瓶山山頂
私です
子三瓶山山頂
みんなと

孫三瓶山を目指す 孫三瓶山山頂

下山時ゴヨウアケビの花を見つけました シュンランも咲いていました

「さんべ荘」に戻ってきました 温泉津温泉の「まるき旅館」に着きました

4日目、石見銀山に寄りました 坑内はとっても涼しい

銀山遊歩道にはツルカノコソウが咲いていました しまね海洋館「アクアス」に寄るが
2時間待ちで中に入らず帰る

しまねお魚センターで昼食 古賀S.Aに戻ってきました