バラ科サクラ属の樹木の中で花が美しく、勧賞されるものを一般にサクラと呼ぶ。アジア東部〜ヒマラヤに固有。サクラは古来万葉集など詩歌にうたわれ、愛されてきた。ウメに代わって左近の桜が植えられたのは桓武天皇の時代といわれる。八重咲きのサクラは平安時代にすでに知られていたが、特に江戸時代に入ってからは多数の品種が育成され、今日に残っているものが多い。桜の名所は殆どソメイヨシノが植わっている。一重でとても綺麗だ。
11月中旬、福岡市中央区小笹の福岡市植物園に寄りました。十月桜(ジュウガツザクラ)が咲いていました。