リョウブ

北海道(西南部)、本州、四国、九州の山地の尾根筋などに自生する落葉小高木。高さ7〜9m。花期は7〜9月。枝先に8〜15cmの花序を出し、径5〜6mmの白花を密につける。新芽を山菜として利用し、天ぷらやまぜご飯にする。材は割れにくいので建築材、器具材、細工物に使う。名前の由来は、漢名、令法(リョウボウ)の転訛。救荒(飢饉の際に救助する)植物として、採取と貯蔵を命じた令法が発せられた事によるとの事です。

7月下旬、大分県玖珠郡九重町のタデ原に寄りました。咲き誇ったリョウブの花に出会えました。

2010年7月31日 大分県玖珠郡九重町