オオナンバンギセル(大南蛮煙管)

本州、四国、九州の深山の草地に生えるハマウツボ科の一年生寄生植物。ヒカゲスゲやヒメノガリヤスなどの根に寄生する。ナンバンギセルによく似てるが、より大形で花柄もやや大きく、萼の先は尖らない。花期は7〜9月。花柄20〜30cm。花冠は4〜6cmの筒形。

8月初旬、大分県由布市の倉木山山麓に寄りました。3日前、草むらを掻き分けてやっと捜したオオナンバンギセル。本番では場所が判らなくなってやっとの思いで探し出しました。これで責任を果たしました。帰ろうとすると先輩がもっと大きな株を見つけてくれました。よーく捜せば見事なものが有るんですね。

2011年8月1日 大分県由布市倉木山山麓