オオチャバネセセリ(大茶羽挵) セセリチョウ科セセリチョウ亜科
①時期:平地では年2回発生、6月と8~9月に出現、山地では年1回発生。②生息地:ササの多い樹林周辺。③見られる場所:ウツボグサ、オカトラノオ、アザミ類などで吸蜜。④分布:本州~九州。⑤大きさ:16~21mm。⑥雌雄:雌は大きく、白斑が大きめ。⑦季節型:第1化は大形になる。⑧食草:タケ科のササ類、イネ科のススキ、チガヤなど。
花好きなチョウで、ハナセセリという別名もある。②よく開けたササ原や草原で出会うことが多い、茶色のセセリチョウ。市街地で見かけることもある。イチモンジセセリとよく似ているが、飛び方はややゆるやか。後ろばね裏面の白色紋がまっすぐに並ばす、ジグザグに並んでいることで区別できる。(「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より)

2004年6月15日、福岡県北九州市小倉南区の平尾台に寄りました。オオチャバネセセリがウツボグサの蜜を吸っていました。