オニシバリ(鬼縛り)

本州(東北地方南部〜東海地方東部の太平洋側、近畿地方以西)、四国、九州の落葉樹林内に自生する沈丁花科の落葉小低木。高さ1m以下。雌雄別株。花期は2〜4月。葉は互生で夏に落葉。その為、夏坊主という別名がある。葉腋に黄緑色の花を数個束生する。花の萼筒は長さ5〜9mm。先は4列する。萼片の長さは萼筒の1/2。枝は灰茶色で強靱な為、鬼縛りという名前が付いたのかも知れない。

2月下旬、熊本県山江の仰烏帽子山に登りました。お目当ての福寿草に出合う前にコショウノキによく似た花に出合いました。サイトでよく見掛けるオニシバリの花でした。初めて見れて嬉しい。

2010年2月28日 熊本県山江 仰烏帽子山