日本全土の池や沼の湿地、休耕田などに生えるオモダカ科の多年草。花期は7〜10月。花茎は20〜70cm。上部の節ごとに白い花を3個ずつ輪生する。花序の上部には雄花。下部には雌花がつく。花の径は1.5〜2cmで、緑色の萼片3個。白色の花弁3個がある。花床は球形に膨らみ、雄花では多数の雄しべ、雌花では多数の雌しべがつく。名前の由来は、葉の形が人の顔(面・おもて)に見え、高く伸びた葉柄の先について目立つ事からオモダカ(面高)になったとか。
8月上旬、長野県安曇野市の大王わさび農場に寄りました。手前の水田の中にオモダカの白い花を見付けました。可愛い花です。