ノササゲ(野ササゲ)

本州、四国、九州の山地の林縁などに生えるマメ科ノササゲ属のつる性多年草。別名キツネササゲ。花期は8〜9月。花は総状につき、淡黄色で長さ1.5〜2cm。萼は筒形で、萼片はほとんど目立たない。豆果は長さ2〜5cmの倒披針形で、種子のところでふくれて数珠状になる。熟すと紫色になり、なかには3〜5個の種子が入っている。種子は黒紫色で白粉をかぶる。

9月中旬、佐賀県背振山系の九千部山から石谷山を散策しました。途中の道ばたで黄色いノササゲの花を見つけました。

2011年9月11日 福岡県背振山系九千部山山麓