2006年6月6日(火)

第34回歩こう会 
島めぐり第五弾!(福岡市西区編)
「能古島」 自然探勝路を歩く


  6月6日、松九会の第34回歩こう会に参加しました。集合は福岡市西区の姪の浜旅客待合所に10時。自宅から集合場所までは公共交通機関ではだいぶ遠回りになるし運賃も高くつくので車で行った。渋滞を考慮して1時間半前には自宅を出た。案外スムーズに行って40分ぐらい前に着いた。世話人の人達はもう来られていたので会費1500円(通常会費+渡船料+アイランドパーク入園料)を払った。10:15の能古島行きフェリーの乗り込み10分で到着。近くの公園で今日のルートの説明を聞きました。

 まず能古博物館の敷地内にある登り窯の窯跡に寄りました。江戸時代中期頃(18世紀後半)の約20年間操業しました。福岡市指定文化財です。それからしばらく歩くと見晴らしのいい壇一雄旧宅に寄りました。今は無人なのでだいぶ荒れています。最後の無頼派文士と呼ばれ、「リツ子その愛」「火宅の人」などで有名な作家が晩年の2年間を暮らした家です。中は見られませんが当時のままに残されています。

 近くの白鬚神社は奈良時代の創建といわれ、祭神は住吉大神、神功皇后、志賀明神など。本殿の飛天(龍)の彫刻は見事です。それから自然探勝路をだいぶ歩きました。林の中にはウバユリの蕾がたくさんありました。これがみんな咲いたら見事だろうなと思いました。ムサシアブミも花後の大きな葉っぱもたくさん残っていました。自然探勝路から少し思索の森に入った所に壇一雄文学碑が有りました。ここでは5月の第3日曜日に壇一雄を偲んで「花逢忌」が行われます。静かな場所です。

 のこのしまアイランドパークには12時30分頃に着きました。ここには博多の古い町並みを再現した「思ひ出通り」が有ります。30年ぐらい前に福岡市の大濠公園で開催された博覧会の施設が移築されています。「にしじまいさおのわらべ館」も有ります。可愛い童画が素敵です。でも有名なのは四季折々の花が一面に広がる大きな花畑。今はマリーゴールドが咲き乱れています。でも6月下旬にはコスモスに植え替えるそうです。ここで弁当を食べました。

 その後「思ひ出通り」のお土産屋で万華鏡を買いました。台湾製でもの凄く綺麗な万華鏡でした。14:30迄自由散策してからのこのしまアイランドパークを出発、志賀島や博多湾を望む道を歩いて渡船場へ行きました。16:00の船で姪浜まで帰りました。1週間前の週間天気予報では雨だったがしだいに天気が良くなり、天気がいいなかでの歩こう会を楽しみました。

姪の浜から能古島行きのフェリーに乗り込みます

もうすぐ能古島

 

 

能古島上陸です

公園でコースの説明

能古博物館

登り窯の窯跡

壇一雄旧宅

白鬚神社

自然探勝路

壇一雄文学碑

イモカタバミ

のこのしまアイランドパーク

ガクアジサイ

「思ひ出通り」

懐かしいミゼットが有りました

昔の玩具等を売っています

古い町並みを再現

ホタルブクロ

「にしじまいさおのわらべ館」

お花畑

イモカタバミとマリーゴールド

マリーゴールド

可愛らしい六地蔵

ルピナス

渡船場へ向かいます

ランタナ

もうすぐ渡船場

フェリーで姪の浜に着きました