日本全土の山の木かげや林道、谷沿いなどに生えるキク科の多年草。花期は8〜11月。草丈は40〜80cm。葉の裏には綿毛が付く。花の径は、約5mmの頭花で筒状花のみ。名前の由来は、野で摘み取る蕗の意味ではなく、あまり役に立たない意味で「野」を付けたものです。本種はフキ属ではなくノブキ属で、食用にならないとの事です。
9月上旬、大分県大分郡庄内町のくじゅう黒岳の麓の男池園地寄りました。園地の入ったすぐそばにたくさんの白っぽい花が咲いていました。最初は何の花か判りませんでしたが、園内に野草の会の人達がたくさん来られていたので聞いてみました。すると「ノブキ」と教えてくれました。