キク科の1〜2年草。ヨーロッパ原産で明治時代初期に渡来。日本全土に気帰化し、畑、荒れ地、道端などに自生。草丈10〜40cm。花期は2〜12月、または周年。花の大きさは約1cm。頭花は筒状花。名前の由来は近似種のサワギクが別名ボロギクと云い、葉の形がよく似ている。ノボロギクは平地(野)に咲くところからつけられた。ちなみにボロギクとは、花のあとの白い冠毛が雨などにうたれたさまが、さも、ぼろをまとったように見える為とか。しかし晴れた時に見ると、なかなか可愛いものです。
2月中旬、福岡県那珂川市五ヶ山に寄りました。五ヶ山ダム付近でノボロギクが咲いていました。