ハマウツボ科の一年生寄生植物。別名オモイグサ。日本全土の野や山のススキ、ミョウガ、サトウキビ等に寄生する。花期は7〜10月。草丈10〜20cm。花の長さは3〜4cmの筒形。名前の由来は、ポルトガル人などが持ち込んだパイプ(マドロスパイプ)に花の形が似ているので南蛮煙管となったそうです。初秋、ススキの根元をかき分けるとこの花が見つかる事がある。別名のオモイグサ(思草)は物思いにふけっているように下を向いて咲く事に由来する。
9月初旬、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に寄りました。ナンバンギセルの花を見つけました。