ナナカマド(七竈)

北海道〜九州の山地から亜高山に生えるバラ科ナナカマド属の落葉高木。花期は6〜7月。高さは5〜10m。花の大きさは、直径1cmの小さな花を多数つける。花弁は円形で5個。秋は紅葉が素晴らしく、実も赤く熟して美しい。名前の由来は、非常に燃えにくい木で、七度かまどに入れても燃え残るからとか。

6月上旬、くじゅうの黒岩山から上泉水山に登りました。その先の下泉水山まで足を伸ばそうかと進んで行きましたが、目的の下泉水山は随分下に見える。これじゃあ又戻ってくるのがしんどいなと思い、行くのを諦めた。戻る途中、大きな木に白い花が咲いているのが眼に止まった。ナナカマドの木だ。花はたくさん咲いていたがどれもこれも虫がいっぱいくっついている。やっと虫の付いていない花を見つけて写しました。よっぽど甘い蜜を出すのだろうな。

2003年6月7日 上泉水山