ナデシコ科の多年草。本州〜九州の、河原や土手、山野の日当たりの良い場所などに生える。花期は6〜10月。草丈は30〜70cm。花の径は3〜4cm。白花はまれ。名前の由来は、河原などに生える撫子の意味。撫子とは可憐な花を、撫でたいほど可愛い子供に例えたものと云う事だ。ヤマトナデシコ(大和撫子)は日本女性の美称ですが、このカワラナデシコも指します。元々はこの花の美しさを日本女性の美しさに例えたものとか。
8月初旬、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に寄りました。カワラナデシコの花が咲いていました。