本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄の林内の湿地、海岸の湿った林に分布するサトイモ科の多年草。花期は3〜5月。草丈20〜40cm。花軸付属体の長さは4〜7cm。名前の由来は、仏炎苞の形が昔、武蔵の国(関東地方の一部)で作られた鐙(乗馬の時、足を踏みかける馬具)に似ることからの名前です。仏炎苞は暗紫色から緑色も有って変化があり、白いすじがある。口辺部は耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む。
4月中旬、福岡県糸島市井原の水無鍾乳洞駐車場に向かう途中のキトク橋付近でムサシアブミの花を見つけました。