大きさ:L13cm。分布:旅烏として各地に渡来。日本海側の島々に多い。環境:平地から山地の林。オスは頭部から尾までの上面は黒色で、目の上後方に小さな眉斑、翼と外側尾羽の基部に白斑がある。喉から胸は樟色で、腹から下尾筒は白色。メスは上面がオリーブ褐色で、喉から胸は淡担色。春より秋に多く、麦蒔きのころに見られるというのが名前の由来。日本海側の島々では観察例が多いが、平地の公園で見られることもある。枝にi止まり、昆虫をフライングキャッチで捕らえる。地鳴きはヒッヒツと鳴き、春はぐぜりを聞くことがある。成鳥メスは眉斑や外側尾羽基部の白斑はない。翼には淡色の細い翼帯が出る。キビタキよリシックな印象の羽色で秋に多い。(名前がわかる野鳥大図鑑より)
10月下旬、福岡市植物園に行きました。紅葉樹園付近でムギマキのオスがいました。