モンキアゲハ(紋黄揚羽) アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科

@時期:関東地方では年2回、5月〜6月と8〜9月。沖縄では年3回以上、3〜11月に見られる。A生息地:低山地の常緑樹林。B見られる場所:ツツジ類、ミカン類、クサギ、ヒガンバナで吸蜜。赤い色の花を好む。C分布:本州(関東地方以西)〜南西諸島(沖縄諸島以北)。D大きさ:50〜75o。E雌雄:雌は雄より大きく褐色。F季節型:夏型は大形。G食草:ミカン科のカラスザンショウなど。
悠々と木立ちの中を飛ぶ大柄の黒いアゲハ。林の中では、後ろばねの大きな白黄色の紋だけがくっきり目立つ。夏はほかの黒いチョウ同様、木陰で休んでいることが多い。雌は後ろばねの赤色斑が発達しているo雄は蝶道をつくって巡回したり、湿地で吸水する姿が見られる。春は少なく、秋に多い。日本産は大形。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2015年7月20日、兵庫県神戸市中央区北野町の神戸布引バーブ園に寄りました。園内でモンキアゲハがカノコソウの蜜を吸っていました。