北海道、本州、四国、九州の池や沼、湿地に生えるオトギリソウ科の多年草。花期は8〜9月。草丈は30〜80cm。茎の基部は赤紫色を帯びる事が多い。秋には美しく紅葉する。花色は他のオトギリソウのように黄色ではなく淡紅色で直径約1cm。花は午後3時〜4時に開き、夕方にはしぼみます。雄しべは9個で、3個ずつ3つの束に別れる。名前の由来は、水辺に生えるオトギリソウとの事で、地下茎は泥の中をはって分岐します。
8月下旬、大分県玖珠郡九重町長者原のタデ原湿原に寄りました。午後2時頃、まだ咲いていなかったので暇つぶしに近くの温泉に浸かっていました。午後4時少し前に可愛いミズオトギリの花がやっと咲き出しました。