(2005年6月3日)
6月3日、自宅からスクーターで西鉄大橋駅に行き、福岡駅
まで電車で行き、それから宮地岳までの切符を買って地下
鉄に乗り込んだ。でも終点は貝塚だった。ここから宮地岳
線に乗り換え旧式の各駅停車の電車に揺られ14番目の
宮地岳駅にやっと着いた。前日、テレビで宮地嶽神社の
菖蒲まつりを放映していたので行ってみようと思い立った
のだ。宮地岳駅は寂しい駅で改札を済ませたらさっさと
シャッターを閉めてしまった。
人通りの少ない宮地岳神社参拝道を歩いていった。
車の通りも少ない寂れた所だ。
西鉄の「レールあんどハイク」で宮地岳駅から宮地嶽山歩
きコースとか作ればもっと賑わうと思うのだが「レールあん
どハイク」は西鉄大牟田線のみで、この宮地岳線はやって
いないとの事だ。宮地岳線を活気づかせようという意欲は
ないのかな。
左側奧に宮地岳神社の山頂古宮址のある宮地山が見える。
参道の茶店には梅ヶ枝餅ではなく松ヶ枝餅を売ってい
るようだ。
茶店を過ぎると鳥居と石段が見えてきた。
きつそうだな。
車で来た人は石段を登らなくて左側の道路を通れば
本殿前まで行ける。
立派な楼門が見えてきた。
その先に本殿のしめ縄がちらりと見える。
ここは日本一の大しめ縄で有名です。
本殿の脇を過ぎて暫く歩くと「九州随一の江戸菖蒲苑」と
言われる菖蒲池が見えてきました。
合掌造りの家とマッチして素敵です。
綺麗な花菖蒲が咲いていました。
色の薄いのも素敵だな。
いろんな種類の花菖蒲が有りました。
ここは太宰府天満宮の花菖蒲と同じように、終わった
花をすぐに片付けてくれているので綺麗な花ばかり見
る事が出来る。
暫く花菖蒲を見ていたが、自然歩道を辿って宮地岳神社
の山頂古宮址のある宮地山や在自山に登ってみようと
思った。
しかしもうすぐお昼だ。弁当を持ってきていなかったので
いったん下の茶店まで降りた。そこで肉うどんと松ヶ枝餅
のよもぎの方を頼んだ。
腹ごしらえを済ませて宮地山へと向かった。
標高180.7mの山頂にはこじんまりとした鳥居と小さな
祠が祀ってあった。
これが「山頂古宮址」らしい。
宮地山をあとにして在自山(あらじやま)へと向かった。
標高249mの山頂は眺望が全く利かない。
茶店で聞いたら見晴らしが良いと言っていたが、その人
は幼稚園の遠足で行ったきり登っていないとの事だった
ので、その間に木が生い茂ったのだろう。
山頂手前からの眺めは良かった。
左側にさっき登った宮地山、その奧に立花山が見える。
右側は海の中道だろう。