①時期：年１回、６－７月に羽化。低山地では一時夏眠した後、９～１０月に再び活動。②生息地：平地～亜高山帯。雑木林の周辺。③見られる場所：アザミ類、クリなどで吸蜜。④分布：北海道～九州。⑤大きさ：３１～４０mm。⑥雌雄：雄は表面の地が橙褐色、雌は黄褐色～黒褐色。⑦季節型：ない⑧食草：スミレ科スミレ属各種。
いちばんふつうに見られる大形ヒョウモンチョウ。後ろばねの裏は、草色の地に銀色の縞が３本走っている。草原性のヒョウモンチョウが多いが、この種はやや森林性。林縁を好み、沢沿いでもよく見られる。朝は、葉上ではねを開いて日光浴し、体温が上かってから活動する。地上で吸水することも多い。（「ヤマケイポケッテガイド⑨ チョウ・ガ」より）
２０２４年７月２日、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に寄りました。ミドリヒョウモンがウツボグサの蜜を吸っていました。
