本州(宮城県以南)、四国、九州の丘陵地の木陰、山の林のへりなどに生えるミカン科の多年草。花期は8〜11月。草丈40〜80cm。花の径は5〜6mm。名前の由来は、少しの風にもよくなびき、枝分かれする草姿が松を思わせる事からついたとか。待つ風草という風流な説もあるそうです。本種はミカン科唯一の草本という事です。
8月中旬、福岡県那珂川市の南畑ダム付近に寄りました。マツカゼソウが少し咲いていました。