(2005年11月18日)

まほろばの里めぐりコース

11月18日、にしてつ(西日本鉄道)主催の「レール

あんどハイク」の「まほろばの里めぐりコース」に参加

しました。寒くなったので自宅から車で西鉄大橋駅近

くの福岡市営駐車場へ。(最初の1時間150円、以降

30分ごと100円)

西鉄大橋駅から普通電車に乗って都府楼前駅に。

(280円)

西鉄都府楼前駅前で受付です。10時丁度に出発しま

した。

 

駅から少し裏道を通り、大きな「政庁通り」に出ました。

この道沿いに大宰府政庁跡、戒壇院、観世音寺など

が有ります。

 

 

 

 

 

 

 

まず大宰府政庁跡に寄りました。

大きな礎石が往時を偲ばせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「政庁通り」から外れ「市民の森」を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「市民の森」の紅葉はだいぶ色づいて来ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「清水山弘法の池」に寄りました。

看板には「池渕弘法池」と有り、正式名を「清水井」

あるいは「山の井」と言い、筑紫四国札所の一つ。

池の傍らに観世菩薩と弘法大師の石像が並んでいる

為「弘法の池」と親しまれていますが、実は観世音寺の

山号「清水山(せいすいざん)」の謂われと伝えられてい

ます。「源氏物語」や「梁塵秘抄水」にも登場するとか。

水は1200年前から湧き、旧暦の七夕にこの清水で墨

をすって筆で書けば字がうまくなるとか言われます。

 

観世音寺に来ました。紅葉も進んでいます。

「源氏物語」や「万葉集」に登場する観世音寺は、朝倉の

地で崩御した母帝斉明天皇を追悼する為、天智天皇の

発願によって天平18年(746年)に建立。九州の寺院の

中心的存在として栄え、七堂伽藍を備えた西日本随一の

壮大かつ格調高い寺でした。平安時代に二度の火災と

風害にも一度遭い、荘厳な七堂は灰燼に帰してしまいま

した。現在は江戸時代に再建された本堂と金堂が残るの

み。しかし日本最古の梵鐘が国宝となっております。

 

「光明禅寺」にも寄りました。拝観料は200円。紅葉も見頃

のようです。

鎌倉中期の文永10年(1273年)に鉄牛円心和尚が創建し

た禅寺。九州随一の苔寺で。枯山水の苔むした美しい庭が

有ります。

前庭は「光」という文字を配した仏光石庭。奧の庭は青苔で

陸を表し、白砂で大海を表現した一滴海庭で構成されていま

す。

 

 

「太宰府天満宮」に着きました。

平日なのに凄い人出です。

 

 

 

 

 

 

 

 

菊花展も催されていました。

見事です。

昼食は境内の休憩所でとりました。

 

 

 

 

 

 

 

太宰府駅構内でゴールの受付を済ませました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから太宰府天満宮の境内に引き返し、九州国立

博物館に寄る事にしました。

菖蒲池の先、太宰府遊園地の手前に九州国立博物館

へと繋がるエスカレーター入口が有ります。

 

 

 

 

 

 

エスカレーターと動く歩道で九州国立博物館の真ん前

に着きました。

4階建ての大きな建物です。

 

 

 

 

 

 

 

中に入ると博多山笠が飾ってありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美の国 日本」は写真撮影禁止でしたが、「文化

交流展」はフラッシュを焚かなければ撮影をしても

良いとの事でした。

 

 

 

 

 

 

 

でも注意を受けました。フラッシュは焚いていないと言ったが

光っていると言うのです。

カメラのオートフォーカス機能でライトを光らせて距離を測定

しているのをフラッシュと思ったのだろう。説明しても「陳列物

は光で劣化しますから駄目です」と言われた。

オートフォーカスでは無く、マニュアルフォーカスにすればライト

が光らないのでマニュアルフォーカスにして写した。

感度を1600にして手持ちで写したがまともなのは数枚しか

なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

床に福岡周辺の航空写真が貼られていた。

どうにか自宅を探す事が出来ました。

博多南駅に隣接する新幹線車両基地がはっきり

と判ります。

自宅はだいぶ離れた山際です。

地名は「山田」ですからピッタリですね。