ムラサキヤシオ(紫八汐)

北海道、本州(東北地方、中部地方の主に日本海側)の山地〜亜高山帯に生えるツツジ科の落葉低木。別名ミヤマツツジ。花期は4〜7月上旬。高さは1〜3m。花は葉の展開前か展開と同時に開花する。枝先に紅紫色又は濃紅紫色の花が1〜6個つく。花冠は直径3〜4cmの広い漏斗状で、深く5裂する。雄しべは10個、5個は短く、花糸の基部に白毛が密生する。長い雄しべはほとんど無毛。花柱は無毛。子房は白い腺毛が密生する。花枝は長さ1〜2cm。腺毛が密生する。

7月中旬、長野県北安曇郡小谷村の栂池自然園に寄りました。まだムラサキヤシオの花が咲いていました。

2013年7月18日 長野県北安曇郡小谷村・栂池自然園