2005年6月19日(日)

九千部岳 (1062.4m)         長崎県南高来郡千々石町

ヤマボウシ咲く九千部岳へ


(コースタイム)
6月19日(日)
筑紫野IC7:42〜9:28愛野展望所〜9:48千々石、参道口〜10:09田代原キャンプ場10:17…10:42鳥甲山分岐…11:43標高930mの鞍部…12:11九千部岳頂上12:20…12:34少し下って昼食13:07…14:07田代原キャンプ場15:06〜15:45海上露天風呂16:35〜17:36諫早IC〜19:30福岡

参加人員9名 松九会登山クラブ(藤井哲夫、吉丸薫明、澤田眞次、澤田律)
         福岡まいづる山岳会(川原 弘・靖子夫妻、中馬 一枝・薫人夫妻、石内 美佐子)

 ヤマボウシ(山法師)の白い花が、さながら”白い蝶が乱舞するほどに”との話に計画した。さすが、ヤマボウシのシーズンとあって、田代原トレイルセンターの駐車場はもう満車状態だったが、幸いに早く登った人たちの下山も多く、3台とも駐車できた。

 センター前の登山口から遊歩道を歩き、牧場の木柵沿いに緩やかに登る木道を快適に進み、四阿を過ぎて間もなく分岐(木製のゲートと案内標識)。ここから右に道幅の広い登山道に入りダラダラの登りから、次第に急な登りとなる。谷筋にはいると道端に淡い青薄紫のヤマアジサイの群生地に出会うが、花はまだ咲き始めたばかりで、咲き乱れる見頃ならもっと壮観だろう。

 鞍部の分岐から九千部大明神の鳥居をくぐり、ロープが下がる急な登りと、灌木帯の中を入ったり抜けたりしながら高度を上げる。岩の多い稜線に出ると展望も開け、見下ろせば緑の樹林に白いヤマボウシに花がまさに”たくさんの白いチョウが飛びかう”ように咲いている。雲仙普賢岳も見えてきて山頂ももうすぐ。

 山頂は座る場所もないほどの人・人・・・花見のツアー客も多く、おまけに雨なしの乾燥しきった土は、歩き回る数多くの靴に埃となり息もできない。昼食場所を求めて早々に縦走路を先へと下山する。下る多人数の団体、登ってくる人々で狭い岩場は離合も出来ず、待ち切れない人から苦情も出る始末。(こんな場所では1パーティ10人程度での行動が望ましい)

 道端に少し開けたところを見つけ昼食。あとの下りは淡いオレンジ色やピンクのヤマツツジの花などを眺めて登山口へ。この先、吾妻岳に登る予定だったが、帰りの時間を考え断念し、池ノ原園地〜雲仙の街を抜け小浜温泉の「海浜露天風呂」で汗を流し(石けんは使用禁止)帰福。  (藤井 哲夫記)


 

梅雨時期ではあるが、全く雨が
降らないので、安心して雲仙・
九千部岳へヤマボウシを見に
行く。7時30分に福岡を出て
高速で諫早へ、愛野展望所で
吉丸さんと合流、登山口の
田代原キャンプ場で川原さん
夫妻と合流。

登山口の田代原キャンプ場
からも吾妻岳の斜面は一面
ヤマボウシで白くなっている。
これでも今年は裏年で花が
少ないとか。登山道は自然
歩道コースから登り、北東の
コースをキャンプ場まで下る
ことにする。


AM 10:11 田代原キャンプ
場の駐車場で
出発準備。

 

歩き始め25分は、きれいに
整備された自然歩道で快適
に歩く、その後一時林道を
経て登山道へ。

 

 

よく整備された自然歩道
を行く。

見事なヤマボウシが咲いている。

ウツボグサも咲いていました。                  

 

林道から分かれ、ここからいよいよ

登山道に入る。

凍ったみかんで汗を冷やす  。    

10:57

ヤマアジサイも咲いていました。                       

 

コガクウツギもまだまだ咲いています。

 

 

930mの鞍部までは、なだら
かな登りだが高度が上がるに
従って景色が開け、雲仙の山々
と斜面はヤマボウシで白く染まり、
なかなかの景色である。

 

930m地点で雲仙からの登山
道と合流する。

 

赤い鳥居がある。

11:42

 

頂上南方向の山の斜面、

ヤマボウシの群生。

頂上(三等三角点)、狭いところに

人が多くてほこりがいっぱい。

山頂での記念撮影。

12:12

 

 

 

最後岩場もあり急峻だが、
丁度昼には頂上に着いた。
頂上は狭く日曜でもあり
大勢の人がいて雨も降っ
ていないので、大変な砂
ぼこり、弁当どころでは
ない。15分ほど下りた
所で弁当。

 

そこから頂上を望む。

 

 

                          

ヤマツツジが咲いていました。     

 ミヤマキリシマと交配され

色の変わった ヤマツツジも

あるようです。

   

キャンプ場に咲くヤマボウシ。
ヤマツツジの咲く道を快適に
下って、キャンプ場へ。キャン
プ場では、しばらくヤマボウシ
を楽しんだ。

 

 

キャンプ場に咲くヤマボウシの
前での記念撮影 。

14:30

 

 キャンプ場から平成新山を望む。                          

帰り道、小浜温泉の
「海上露店風呂」で
汗を流し帰途に就く。

 

 

海上露天風呂の外観。

 

海上露天風呂の浴場入口。

 

浴槽から海を眺める。
海上露天風呂前でひと先ず解散。

16:31

(写真と文 澤田眞次)