2005年6月19日(日)
ヤマボウシ咲く九千部岳へ |
参加人員9名 松九会登山クラブ(藤井哲夫、吉丸薫明、澤田眞次、澤田律) ヤマボウシ(山法師)の白い花が、さながら”白い蝶が乱舞するほどに”との話に計画した。さすが、ヤマボウシのシーズンとあって、田代原トレイルセンターの駐車場はもう満車状態だったが、幸いに早く登った人たちの下山も多く、3台とも駐車できた。 センター前の登山口から遊歩道を歩き、牧場の木柵沿いに緩やかに登る木道を快適に進み、四阿を過ぎて間もなく分岐(木製のゲートと案内標識)。ここから右に道幅の広い登山道に入りダラダラの登りから、次第に急な登りとなる。谷筋にはいると道端に淡い青薄紫のヤマアジサイの群生地に出会うが、花はまだ咲き始めたばかりで、咲き乱れる見頃ならもっと壮観だろう。 鞍部の分岐から九千部大明神の鳥居をくぐり、ロープが下がる急な登りと、灌木帯の中を入ったり抜けたりしながら高度を上げる。岩の多い稜線に出ると展望も開け、見下ろせば緑の樹林に白いヤマボウシに花がまさに”たくさんの白いチョウが飛びかう”ように咲いている。雲仙普賢岳も見えてきて山頂ももうすぐ。 山頂は座る場所もないほどの人・人・・・花見のツアー客も多く、おまけに雨なしの乾燥しきった土は、歩き回る数多くの靴に埃となり息もできない。昼食場所を求めて早々に縦走路を先へと下山する。下る多人数の団体、登ってくる人々で狭い岩場は離合も出来ず、待ち切れない人から苦情も出る始末。(こんな場所では1パーティ10人程度での行動が望ましい) 道端に少し開けたところを見つけ昼食。あとの下りは淡いオレンジ色やピンクのヤマツツジの花などを眺めて登山口へ。この先、吾妻岳に登る予定だったが、帰りの時間を考え断念し、池ノ原園地〜雲仙の街を抜け小浜温泉の「海浜露天風呂」で汗を流し(石けんは使用禁止)帰福。 (藤井 哲夫記)
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梅雨時期ではあるが、全く雨が 登山口の田代原キャンプ場
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歩き始め25分は、きれいに
よく整備された自然歩道 |
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見事なヤマボウシが咲いている。 |
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ウツボグサも咲いていました。
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林道から分かれ、ここからいよいよ 登山道に入る。 凍ったみかんで汗を冷やす 。 10:57 |
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ヤマアジサイも咲いていました。
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コガクウツギもまだまだ咲いています。
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930mの鞍部までは、なだら
930m地点で雲仙からの登山
赤い鳥居がある。 11:42
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頂上南方向の山の斜面、 ヤマボウシの群生。 |
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頂上(三等三角点)、狭いところに 人が多くてほこりがいっぱい。 山頂での記念撮影。 12:12
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最後岩場もあり急峻だが、
そこから頂上を望む。
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ヤマツツジが咲いていました。 |
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ミヤマキリシマと交配され
色の変わった ヤマツツジも あるようです。
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キャンプ場に咲くヤマボウシ。 | |
ヤマツツジの咲く道を快適に 下って、キャンプ場へ。キャン プ場では、しばらくヤマボウシ を楽しんだ。
キャンプ場に咲くヤマボウシの 14:30 |
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キャンプ場から平成新山を望む。 |
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帰り道、小浜温泉の
海上露天風呂の外観。
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海上露天風呂の浴場入口。
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浴槽から海を眺める。 | |
海上露天風呂前でひと先ず解散。
16:31 (写真と文 澤田眞次) |