北海道、本州(中部地方以北)の亜高山帯の林縁に生えるニシキギ科の落葉低木。別名ムラサキツリバナ。高さ2〜3m。葉は対生で長さ3〜12cm。幅2〜9cmの楕円形、縁に細かい鋸歯がある。両面とも無毛。葉柄は長さ5〜10mm。花期は7月で、本年度の芽鱗痕から花序を出し、直径約8mmの暗紫色花を1〜3個つける。花弁、萼、雄しべは5個。
7月中旬、長野県木曽郡木曽町三岳の御岳ロープウェイに乗りました。降りた7合目から8合目まで登る途中で黒いツリバナを見つけました。名前を調べて見ると、そのまんまクロツリバナでした。