クロツラヘラサギ(黒面篦鷺) ペリカン目トキ科

大きさ:77cm。分布:冬鳥または旅鳥として各地に渡来、九州や沖縄では比較的多く、少数が越冬する。環境:干潟、水田、湿地、河川、湖沼。ヘラサギに似るが、やや小さい。雌雄同色で全体が白色。名前の通り、顔を裸出部が黒いことが特徴。嘴も全体が黒い。初羽では、後頭に橙黄色の冠羽があり、首から胸も橙黄色になる。朝鮮半島かや中国の一部でしか繁殖せず、世界の個体数は約2000羽とされる。日本では毎年約200羽が越冬し、増加傾向。九州以南の渡来が多いが、東京湾での記録もある。ヘラサギ同様、浅瀬を歩きながら嘴を左右に振る独特の採餌法で、魚類や甲殻類などを食べる。(名前がわかる野鳥大図鑑より)

10月中旬、福岡県糸島市の今津湾に寄りました。湾のそばの木の上にクロツラヘラサギがいました。

2020年10月19日 福岡県糸島市 今津湾付近