クロキ(黒木)

本州(中国地方)、四国、九州の海岸近くの照葉樹林に生えるハイノキ科の常緑小高木。高さは約10m。花期は3〜4月。前年枝の葉腋にきわめて短い穂状花序を出し白い小さな花を付ける。花にはほとんど柄がなく花序の軸も短いので葉腋に花が密集してつく。花冠は直径8mmほどで5深裂する。名前の由来は、樹皮が黒っぽいので黒木の名があるとの事。

3月下旬、佐賀県三養基郡の里山に寄りました。近くの山の山頂でクロキも咲いていました。この花は以前、母の入所している花畑ホームから花畑園芸公園に行く途中の道端でも見かけた気がする。

2005年3月30日 佐賀県三養基郡