クロアゲハ(黒揚羽) アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科

@時期:湿地などで吸水する姿をよく見かける。A生息地:地都市周辺から山地の原生林まで、さまざまな環境に生息。B見られる場所:ツツジ、オニユリ、クサギなどで吸蜜。C分布:本州(東北地方以南)〜南西諸島。D大きさ:45〜70mm。E雌雄:雌は地色が褐色に近い。F季節型:夏型は大形。G食草:野生種のカラスザンショウ、栽培種のミカン類、ユズなど。
後ろばねの赤い模様以外は黒づくめのチョウ。都会でもよく見かける。夏の暑い日、涼を求めて入った木陰で出合うこともある。黒っぽいチョウは太陽熱を吸収しやすいため、体温調節をするのだ。E雄は林縁に蝶道をつくり。湿地などで吸水する。C沖縄諸島より南では、しっぽ(尾状突起)が短くなる傾向がある。(「ヤマケイポケッテガイドH チョウ・ガ」より)

2015年7月30日、佐賀県唐津市七山の樫原湿原に寄りました。クロアゲハがコオニユリに留まっていました。